元マトリ官が解説 

マトリの仕事

麻薬取締官になりたい人が絶対に読むべき本【4選】

麻薬取締官になりたいけど、マトリの仕事ってどんなことするの?

情報が少なくて分からない。

この記事では、こんな疑問を解説します。

麻薬取締官になりたいなら、マトリの仕事を知っておくべきです。

就職してから「マトリの仕事って想像と全然違ったな」となる可能性があるからです。

しかし、マトリの仕事内容って意外と情報がありません。

ですから、仕事内容を知る上で、最適な本をご紹介します。

本は情報の信頼性が高く、マトリの仕事を理解する上で最適です。

麻薬取締官になりたいなら仕事内容の理解が必要

マトリになりたいけど、そもそもどんな仕事をしてるの?

そんな疑問を持って調べ始めたけど、なかなか情報がない。

まず、情報が少ない理由や具体的な仕事内容を知る上で適している方法について解説します。

麻取の情報が少ない理由

マトリの仕事の情報って、ホント少ないです。

まず、マトリの公式ホームページを見てみましょう。

公式ホームページですが、いまいち仕事内容が分かりませんよね。

実は、仕事内容が詳しく書けない理由があるんです。

薬物犯罪は「違法薬物を持っていた」という現行犯逮捕が基本です。

その証拠は、「薬物」なんですが、この薬物は簡単に証拠隠滅ができてしまうんです。

つまり、犯人は、マトリや警察に捜査されていると分かると、薬物を捨ててしまうんです。

だから、犯人にバレないように捜査することが重要になります。

マトリの捜査はこんなことをしてますよって情報を犯人が知ってしまうと、マトリの捜査に支障をきたします。

だから、マトリの仕事内容の情報が少ないです。

メディアで取り上げられることが少ない

警察24時はよくテレビでやっていますが、マトリの特集って、テレビで見ることは少ないです。

警察24時ほど、一般人の需要がないからかもしれません。

また、薬物捜査をする上で、犯人に捜査官の顔が分かってしまうとまずいです。

捜査がバレてしまいますからね。

だから、密着取材を受ける時も顔にはモザイクが入っています。

マトリの仕事を理解するのに本が適している理由

マトリの仕事内容を知る上で、あなたは「インターネット検索」していますよね。

ただ、インターネットは、デタラメな情報が少なくないです。

そんな時に信用できるのが「」です。

本は出版社を通して制作、販売されます。

出版社の立場からしても、デタラメな情報が書かれた本を売る訳には行かないので、信用できます。

マトリのことが書かれた本は少ないですが、マトリの仕事内容を理解する上で読んでおくべき本をご紹介します。

麻薬取締官になりたいなら読むべき本【4選】

マトリになりたい人が読むべき本は、

  • マトリ 厚労省麻薬取締官

   瀬戸晴海(新潮新書)

  • 麻取や、ガサじゃ!麻薬Gメン最前線の記録  

  高濱良次(清流出版)

  • 麻薬Gメン捜査ドキュメント ガサ!小林潔(徳間書店)
  • 麻薬取締官 鈴木陽子(集英社新書)

です。

上の4冊ほ筆者は、全員、麻薬取締官経験者です。

なので、マトリについて知り尽くした人が書いた本なので、実情がわかりますし、信用できます。

順に解説します。

マトリ 厚労省麻薬取締官(瀬戸晴海)

この本を書いた瀬戸晴海さんは、元関東信越厚生局麻薬取締部長です。

いわば、マトリの組織の元トップが書いた本です。

瀬戸さんはNHKのインタビューで、TVに出演していたので、「ダンディ」なんて巷で言われていました。

この本は、4冊の中で1番新しい本です。

内容は、世界や日本の違法薬物の実情、麻薬取締官として働いた捜査経験などが書かれています。

この本を読めば、麻薬取締官の仕事がイメージできます。

 

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麻取や、ガサじゃ!麻薬Gメン最前線の記録(高濱良次)

この本も、麻薬取締官として働き、マトリの幹部で退官した「高濱良次」さんの本です。

高濱さんも、麻薬取締官の密着取材で、顔出しで出演されていた方です。

本の内容は、高濱さんが経験した「薬物捜査」の内容が多いです。

ですから、この本を読めば、マトリがどんな捜査手法で捜査しているかを垣間見られます。

 

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麻薬Gメン捜査ドキュメント ガサ!(小林潔)

この本も麻薬取締部の幹部で退官した「小林潔」さんの本です。

小林さんは、現役のころ、ビートルズのポールマッカートニーを逮捕した麻薬取締官です。

実は、ポールマッカートニーは、日本で大麻の所持で逮捕されているんです。

この本の内容も、小林さんが経験した薬物事件の経験談が多いです。

当時の捜査は少し過激だったりしますが、この本でも麻薬取締官の仕事が垣間見られます。

 

麻薬取締官(鈴木陽子)

この本は、麻薬取締官を10年弱やり、その後医学部に入学し、現在医師として働いている鈴木陽子さんの本です。

内容は、覚醒剤や大麻のなど違法薬物の説明や、捜査以外の立入検査などの仕事にも触れられていて、麻薬取締官を幅広く知れる一冊です。

2000年発行なので、内容は少し古いですが、読む価値がある本です。

※この本は売ってないかもしれません。

麻薬取締官になりたい人が読むべき本(まとめ)

麻薬取締官の仕事は、あまりオープンにされていないので、薬物犯罪捜査と言ってもイメージがつきにくいと思います。

だからこそ、紹介した本を読めば、麻薬取締官の仕事について、イメージが湧くと思いますので、ぜひ読んで見て下さい。

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