何年おき?
この記事では、こんな疑問にお応えします。
麻薬取締官は厚生労働省に所属する国家公務員ですので、全国転勤があります。
転勤先は、全国にある麻薬取締部の所在地です。
麻薬取締官は、全国の麻薬取締部を転々として、勤務することになります。
麻薬取締官の勤務地
各地区の麻薬取締部は、高等検察庁の所在地あります。
具体的には、
- 札幌(北海道厚生局麻薬取締部)
- 仙台(東北厚生局麻薬取締部)
- 東京(関東信越厚生局麻薬取締部)
- 横浜(関東信越厚生局麻薬取締部横浜分室)
- 名古屋(東海北陸厚生局麻薬取締部)
- 大阪(近畿厚生局麻薬取締部)
- 神戸(近畿厚生局麻薬取締部神戸分室)
- 広島(中国四国厚生麻薬取締部)
- 高松(四国厚生局支局麻薬)
- 博多(九州厚生局麻薬取締部)
- 小倉(九州厚生局麻薬取締部小倉分室)
- 那覇【九州厚生局沖縄麻薬取締支所)
です。
これが麻薬取締部の所在地です。
全国各地に麻薬取締部があるので、麻薬取締官は全国転勤を繰り返しながら仕事をすることになります。
転勤の頻度
転勤の頻度は、人によってまたまたです。
1〜2年で転勤する人もいれば、10年近く転勤しない人もいます。
人事のことなので、どうしてこのような差がでるの分からないのが正直なところです。
また、管理職(課長級以上)なると、転勤の頻度が多くなります。
ポストが限られるので、別の地区の管理職のポストが空けば、そこに転勤になるからです。
人によりますが、管理職は1〜2年おきに転勤している人もいます。
引っ越し荷物を詰めた段ボール箱を開けないまま、また、次の引っ越しになる…
そんな人もいます。
転勤の時期
財務省などは転勤の時期が7月ですが、麻薬取締官の転勤の時期は4月です。
たまに、10月に転勤する人もいますが、レアケースです。
転勤の希望
転勤の希望地は一応聞かれます。
が、希望通りのにならないことも多々あります。
これも人事のことなので…です。
転勤先での住居
転勤先での住む場所は、希望すれば国家公務員の宿舎に入ることができます。
家賃はその地域の相場より安めに設定されています。
ただ、ものすごく古い宿舎もあります。
築40年なんていう建物もあり、お風呂はカチカチ回して火をつけるタイプです。
↓こんなやつです。
(画像はwoman.chintaiより引用)
若い人はちょっとビビるかもしれません。
もちろん、自分である民間のマンション等を借りてもオッケーです。
その場合は、「住居手当」が支給されます。
住居手当は家賃の値段により、手当ての金額が変わります。
大体家賃が6万円以上であれば、住居手当ての上限額である「28,000円」が支給されます。
古い公務員宿舎が嫌で、自分で民間のマンションを貸している人も結構いますね。
家の購入はどうしてる?
転勤が多いと困るのは、家の問題です。
これも人によりますが、子供が小さいころは、家族全員で引っ越しをして、子供が大きくなってきたら、家を買うという人が多いです。
家を買ってしまったら、家族全員で引っ越しすることはできなくなるので、単身赴任している人が多いですね。
今後の麻薬取締官の転勤
麻薬取締官であれば、全国転勤は絶対に避けては通れません。
ただ、今は働き方改革の時代です。
より職員が働きやすい環境を整える過程で、麻薬取締官の転勤事情も変わっていく可能性もあると思います。